身体のもっとも複雑な関節：顎関節
顎の付け根にある、顎関節が人間の身体のなか一番複雑な関節だといわれてます。
顎関節は下顎骨、側頭骨と関節円板の三つから構成されます。
口を開いてから閉める時に下顎骨の上の部分（下顎頭）は関節円板に乗って前後にスライドします。
口を開くと閉じるときに関節が「ガクガク」音
関節関節円板を支えてる靭帯がゆるい状態や筋肉の過緊張によって、口を開閉時に円板の位置が通常より前にズレてます。
口を開くとき、下顎頭は前下方へ動きます。関節円板は下顎頭とともに周りの筋に誘導され正しい位置へ移動します。そのとき円板の位置に異常があるとに「ガク」という音がします。また、口を閉じる時、下顎頭が円板から落ちてしまう瞬間も音が鳴ります。
顎関節のロック
オープンロック：下顎骨と関節円板が前に行き過ぎると側頭骨のカーブにはまり込んでしまい、口を閉じることができなくなります。
クローズロック：口が開かなくなります。特に寝起きのとき。
姿勢のトラブル
とくに猫背とストレートネックの方は頭が肩より前にズレテますので、普段口を閉じるか開くだけの筋肉も頭を支えるために働かないといけなくなります。それで顎関節のまわりの筋肉が疲れすぎて、顎関節症の症状がでます。
