どうして同時に肩こりと頭痛が起こる?
さまざまな原因があるますが、今まで診た患者さんの中は以下の3つがよくいらっしゃいます。
① 脳の「酸欠状態」
② 頭の中の液体の膨張
③ 頭の筋肉の緊張
その関係を理解するためにはまず肩こりの本質を調べましょう。
肩こりの本質をしってますか?
「肩こり?ただ肩が重くて、さわると肩の筋肉が固くて痛いだけでしょう?」
肩こりで悩んでる本人からみるとたしかにそうですよね。
しかし、物理的にかんがえると肩こりのメカニズムはこうになります。
筋肉は一つのブロックではなく、いくつかの線からできてます。
普段、この線がゴムみたいに柔軟性があって、伸びたり、縮んだりします。
ただ、筋肉が働きすぎて、疲れてる時はこのゴムの線が最短に縮んだ状態で固まってしまいます。もともと細くて、やわらかい筋肉の線が太く、固く、短くなってしまいます。肩が動かしづらくなってしまい、固まった筋肉のなかにはさわると痛みがつよく感じるスポットがでてきたりします。
肩がこると血流が悪くなるのはなぜですか?
筋肉の間は神経と血管が走ってます。
筋肉の伸び縮みで血を送り出すポンプ見たいになってます。
しかし、肩がこっていると、肩と首の筋肉が短く、太く固くなってしまします。
これが血流に大きな影響をあたえます。
①筋肉の伸び縮みが弱くなって、ポンプがうまく働かなくなってしまいます。
②短く、太くなってる筋肉が血管と神経をぎゅっと圧迫してしまいます。
それで首の動脈がせまくなって、血流がわるくなって、脳に必要な栄養と酸素が足りなくなってしまいます。それに加えて、古い血が脳にたまってしまいます。
脳の酸素消費量は全身の約20%だと言われています。
酸素不足になってしまうのがとても危ない状態ですので、脳がからだに警告を送ります。
それはあくび、頭痛やめまいか人によって、吐き気、目の奥の痛みなどとして表示されてます。
頭が圧迫されてるように感じるんですが、これはなんでしょうか?
肩こりの影響で血の流れがわるくなってしまって、古い血液が頭の中にたまってしまいます。かつ、筋肉が働くときに産生される熱で液体が膨張してしまいます。
残念ながら、人間の頭が風船みたいにふくらむことができないため、頭の中の圧迫が高くなります。
それにせいで圧迫感が感じます。
「肩こり」→「頭こり」→ 頭痛?
肩こりになると肩と首の筋肉だけではなく、頭と顎の筋肉も固くなってしまいます。
なんでですか?
それは身体のなかの筋肉がみんなつながってるからです。
筋膜という薄いフィルム見たいな組職が筋肉をうえから筒でます。
頭の筋肉が緊張して、固まってしまうと頭が締め付けられているとかんじて、頭痛の原因になるばあいもあります。